「初対面のときは何とかなるんです。というかたぶん良い印象をもってもらえてると思うんです。だからまた会いたいと言われることもあるし、それはうれしいけど、同時に気が重いというか」
最近「二度見知り」なる言葉を聞くようになりました。
人見知りの代表が初対面に大きなストレスを伴うものだったのに対して、最近の大人の人見知りでは、初対面をクリアした後の二度目以降のやり取りにストレスを感じる人が増えています。
これでは婚活もなかなかうまく進みませんよね。
初対面のときは、大体同じようなやり取りなので当たり障りのない挨拶程度でごまかすこともできるけど、二度目三度目となったらそうもいかない。
少しずつ深い話になるかもしれないし、それぞれの個性も見えてくる。
でもまだまだ自分の心は開けないし、相手側から自分のあれこれを触れられるのも嫌だ。
正直言えば、相手にもそれほどの興味はない…。
だけど相手はなんとなく仲の良さそうな顔をして近づいてくるから、無視するわけにもいかないわけです。
早く帰りたいって思いながらその場にいるだけでもストレスですよね。
特に相手に話を合わせることができるような人が相手にした人は、前回すごく仲が良くなったような気になっています。だから一気に距離をつめられて、親しげにされる可能性が高いわけです。
まさか本当はすごくストレスを感じていたなんてことは気づきようがないですからね。
前回と急に態度を変えれば、相手からは悪いイメージを抱かれてしまうし、前回同様に空気を読んで頑張れば、後になってむなしさが押し寄せるだけです。
ということは、初対面のときに仲良くしようと頑張り過ぎないことが大事だってことです。
そして、二度目だから前回よりももっと仲良くしなくてはいけないと思い込まないでいいんです。
なかなか「二度見知り」って難しいですね。